“さいふん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
砕粉40.0%
細粉40.0%
彩粉20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
滔々たう/\たる水路すゐろ五百余里よりながれて東海に入り、巨濤こたうに千たうし風波に万てんすれども断折だんせつ砕粉さいふんせず、直身ちよくしん挺然ていぜんとして我国の洋中おきなかたゞよひ、北海の地方にちかより、椎谷しひや貧民ひんみんひろはれてはじめて水をはな
空も森も伽藍がらんも池も山門も、ありとあらゆるかたちのものが、シットリとした水気みずけをふくんで、すず細粉さいふんでも舞っているように光る、ほのかな春月がどこかしらにある。
鳴門秘帖:03 木曾の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
わずかな彩粉さいふんがほどこしてあるのみです。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)