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ごかんなん
ふりがな文庫
“ごかんなん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
御艱難
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御艱難
(逆引き)
一天万乗
(
いってんばんじょう
)
の君にして、かくばかり
御艱難
(
ごかんなん
)
をしのばせたもう……広岡さまのお話を伺いながら、わたくしは身を寸断されるようにおぼえました。
日本婦道記:尾花川
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
それまで大山大川なぞも親しくは
叡覧
(
えいらん
)
のなかったのに、初めて
淀川
(
よどがわ
)
の
滔々
(
とうとう
)
と流るるのを御覧になって、さまざまのことを
思
(
おぼ
)
し召され、
外夷
(
がいい
)
親征なぞの
御艱難
(
ごかんなん
)
はいうまでもなく
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
何卒
(
なにとぞ
)
余所
(
よそ
)
ながらも
承
(
うけたま
)
はり
度
(
たく
)
存上候
(
ぞんじあげさふらふ
)
は、長々
御信
(
おんたより
)
も無く居らせられ候
御前様
(
おんまへさま
)
の
是迄
(
これまで
)
如何
(
いか
)
に
御過
(
おんすご
)
し
被遊候
(
あそばされさふらふ
)
や、さぞかし
暴
(
あら
)
き
憂世
(
うきよ
)
の波に
一方
(
ひとかた
)
ならぬ
御艱難
(
ごかんなん
)
を
遊
(
あそば
)
し候事と、思ふも
可恐
(
おそろし
)
きやうに
存上候
(
ぞんじあげさふらふ
)
を
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
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(3作品)
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