“こッ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
88.9%
11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しめた! この男のこの大きな吸筒すいづつ、これには屹度きっと水がある! けれど、取りに行かなきゃならぬ。さぞ痛むこッたろうな。えい、如何どうするもんかい、やッつけろ!
あんまりだからい……人の感情を弄んだの本田に見返ったのといろんな事を云って讒謗ざんぼうして……自分の己惚うぬぼれでどんな夢を見ていたって、人の知たこッちゃ有りゃしない……」
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
私は先刻さッきから存在を認めていられないようだから、其隙そのひまこッそり雪江さんのかおを視ていたのだ。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)