“こんいん”の漢字の書き方と例文
語句割合
婚姻100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
れだから彼等かれら婚姻こんいん當日たうじつにも仕事しごと割合わりあひにしてはあまりに多人數たにんずぎるので、ひと仕事しごとあつまつては屈託くつたくない容子ようすをして饒舌しやべるのであつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
のせられ恥を世の中へさらしてゐても大事ないかといかりの言葉ことばも無理ならず此方も是を婚姻こんいん邪魔じやまなす者の所爲しわざと知ねば彼奸計かのかんけい
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
床の間に掛けた「郭子儀」の幅に、不結果な婚姻こんいんの罪をなんで着せたか——明治中期は封建的遺産を多分に保つてゐた。
「郭子儀」異変 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)