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こほう
ふりがな文庫
“こほう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
古方
40.0%
孤峰
20.0%
孤芳
20.0%
虎砲
20.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
古方
(逆引き)
関西では
吉益東洞
(
よしますとうどう
)
、といふやうな名医が出て、共に
古方
(
こほう
)
の復興を唱へ、実技も
大
(
おおい
)
に
革
(
あらたま
)
り、この両派の秀才が
刀圭
(
とうけい
)
を
司
(
つかさど
)
る要所々々へ配置されたが、一般にはまだ、行き
亙
(
わた
)
らない。
上田秋成の晩年
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
こほう(古方)の例文をもっと
(2作品)
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孤峰
(逆引き)
無理押しを
逸
(
はや
)
ッた
先鋒
(
せんぽう
)
は、すべてここ十日ほどの間に、外聞の悪いような損害をつみかさね、逆に、
孤峰
(
こほう
)
の城をほこらせるばかりに終った。
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ここ
笠置
(
かさぎ
)
の城は、どっちを向いても山ばかりな一
孤峰
(
こほう
)
だが、世間の騒ぎや
沸
(
わ
)
き
返
(
かえ
)
ッている人心は手にとるように聞えてくる。
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こほう(孤峰)の例文をもっと
(1作品)
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孤芳
(逆引き)
それから大津屋へ出入りの女絵かきは、
孤芳
(
こほう
)
という号を付けている女で、年は二十三四、
容貌
(
きりょう
)
もまんざらで無く、まだ
独身
(
ひとりみ
)
で、新宿の
閻魔
(
えんま
)
さまのそばに
世帯
(
しょたい
)
を持っているそうです。
半七捕物帳:50 正雪の絵馬
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
こほう(孤芳)の例文をもっと
(1作品)
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虎砲
(逆引き)
能登守が預かって、城内の調練場で扱っている
虎砲
(
こほう
)
十二
磅砲
(
ポンドほう
)
というようなのは、伊豆の江川の手で出来たものであります。伊豆の江川は能登守と同じく、高島四郎太夫を師とするものであります。
大菩薩峠:13 如法闇夜の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
こほう(虎砲)の例文をもっと
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