“こひか”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:コヒカ
語句割合
戀歌66.7%
恋歌16.7%
虎皮下16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
マーキュ はららごかれたにしん干物ひものといふ面附つらつきぢゃ。おゝ、にしは、にしは、てもまア憫然あさましい魚類ぎょるゐとはなられたな! こりゃ最早もうペトラークが得意とくい戀歌こひかをおものともござらう。
恋歌こひかや遊芸に身のあぶらを燃して居た雲雀骨ひばりぼね弱公卿よわくげ共との天下であつて、日本各時代の中でも余りよろしく無く、美なること冠玉の如くにして中むなしきのみの世であり
平将門 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
第三信はすこぶる風変りの光彩を放っている。状袋が紅白のだんだらで、あめぼうの看板のごとくはなやかなる真中に珍野苦沙弥ちんのくしゃみ先生虎皮下こひか八分体はっぷんたいで肉太にしたためてある。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)