“げめんによぼさつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
外面如菩薩50.0%
外面女𦬇20.0%
外面如𦬇20.0%
外面女菩薩10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「だつて、外面如菩薩げめんによぼさつ、内心如夜叉によやしやといふんでせう。あつしは目をつぶつて縛りましたよ」
外面女𦬇げめんによぼさつ内心ないしん如夜叉によやしやのいましめもあれば、𦬇ぼさつはなにとやおもひ玉ふらんともつたいなし。すで下晡なゝつさがりなればおの/\あしをすゝめて小千谷をぢやへかへりき。
嬋娟哥妓うつくしきげいしや袖をつらね、素手そしゆ弄糸いとをろうし朱唇しゆしん謡曲きよくをうたふ迦陵頻伽かりやうびんがこゑ外面如𦬇げめんによぼさついろきやうそゆれば、地獄谷ぢごくだに遽然たちまち極楽世界ごくらくせかいとなれり。
外面女菩薩げめんによぼさつ——内心如夜叉ないしんによやしや
妙齢 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)