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けんえん
ふりがな文庫
“けんえん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
嫌厭
56.5%
倦厭
17.4%
慊焉
13.0%
犬猿
8.7%
妍艶
2.2%
賢媛
2.2%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
嫌厭
(逆引き)
いつのまにか義経の胸は、兄に対する
嫌厭
(
けんえん
)
でいっぱいになっていた。黄瀬川の宿で初めて会った時とは正反対な兄を見るここちがした。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
けんえん(嫌厭)の例文をもっと
(26作品)
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倦厭
(逆引き)
強烈にわれわれを魅するということはないが、
倦厭
(
けんえん
)
して、
唾棄
(
だき
)
し去るという風景でもありません。
大菩薩峠:28 Oceanの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
けんえん(倦厭)の例文をもっと
(8作品)
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慊焉
(逆引き)
元来家屋はレスパネエ夫人の所有なりしに、宝石商これを借り受けをり、濫に上層を他人に又貸ししたる故、夫人はその所為に
慊焉
(
けんえん
)
たるものあり。
病院横町の殺人犯
(新字旧仮名)
/
エドガー・アラン・ポー
(著)
けんえん(慊焉)の例文をもっと
(6作品)
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▼ すべて表示
犬猿
(逆引き)
というのは先生と我輩とは以上の如く
犬猿
(
けんえん
)
の間柄で、一方は民間学者の暴れ者、一方は役人の暴れ者、これを噛み合してみたら面白かろうというので、いわば
悪戯者
(
いたずらもの
)
どもが
福沢先生の処世主義と我輩の処世主義
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
けんえん(犬猿)の例文をもっと
(4作品)
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妍艶
(逆引き)
もし、妻女、娘などがあったら、さぞ
妍艶
(
けんえん
)
であろうと察しらるる。
古狢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
けんえん(妍艶)の例文をもっと
(1作品)
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賢媛
(逆引き)
収入満と
唸
(
うな
)
るといえども、常住の
寡慾
(
かよく
)
に
肖
(
に
)
もやらで、慈善の
慾
(
よく
)
は極り無く、貪るばかりに取込みても人に施すにはいまだ足らずと、身を
粉
(
こ
)
にし、骨を折る、
賢媛
(
けんえん
)
、
閨秀
(
けいしゅう
)
の
難有
(
ありがた
)
さよ。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
けんえん(賢媛)の例文をもっと
(1作品)
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