“ぎげん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
戯言75.0%
僞言12.5%
戲言12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つまりこの一劃は、殯室モーチュアリー・ルームで云うところのいわゆる前室に当るもので、突き当りのドアの奥が、公教カトリック戯言ぎげん霊舞室おどりばと呼ばれる中室になっていた。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
受出し置其上夫婦になすべしと僞言ぎげんを千太郎は現在げんざいの伯父の申事故實情じつじやうと心得店の有金の内五十兩取出し長庵へ相渡し兩三日過て千太郎は長庵たくまゐり小夜衣の事を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
初めて義雄を天聲の内へ案内した時の天聲の保證——戲言ぎげんではあらうが——を引き出して、「その一部分を貰ひ給へ。」
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)