“きじゃく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
着尺33.3%
喜雀16.7%
喜鵲16.7%
気癪16.7%
飢雀16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何も昔風な着尺きじゃくばかりに頼らずに、帯地とか、窓掛とか、新しい様々な用途に進んで行ったら、広々とした世界が開けたでしょうに、この仕事を棄て去ったことは
民芸四十年 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
喜雀きじゃく堂に入る」——僕はペンを持ったまま、その度にこんな言葉を思い出した。
歯車 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
あした喜鵲きじゃくを占う
愛卿伝 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
其の替りには貴方幾日いくか何十日お宅を明けて居らっしゃっても宜しいので、貴方のは気癪きじゃくでございますよ、それをなおさなければならないと旦那様が仰しゃって
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
日にげたる老翁ろうおう鍬を肩にし一枝いっしの桃花を折りて田畝でんぽより帰り、老婆浣衣かんいし終りて柴門さいもんあたりたたずあんにこれを迎ふれば、飢雀きじゃくその間をうかがひ井戸端の乾飯ほしいいついば
俳諧大要 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)