“がっか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
落胆42.9%
学科28.6%
学課14.3%
顎下14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
退儀たいぎ身体からだを無理に動かす割に、頭の中は少しも動いてくれないので、また落胆がっかりして、ついには取り放しの夜具の下へもぐり込んで、人の世を遠ざけるように、眼を堅くつぶってしまう事もあった。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
特別とくべつにきらった理由りゆうの一つは、ほかの生徒せいとのごとく学科がっかができないからというのではなく、秀吉ひできちがいつも、じっと教師きょうしかおつめて、なにかうらみをもつように
天女とお化け (新字新仮名) / 小川未明(著)
温厚おんこうなゴルドン、常識にとんだゴルドン、しかも少年たちにはきびしく毎日の学課がっかを責めて、すこしもかしゃくしないゴルドン。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
唾液腺の導管を顎下がっかの皮膚に開かしめ、犬を革帯で固定して、食物を与えると同時に、一定の音をきかせて、先ず犬の聴覚の客観的研究を行いました。
新案探偵法 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)