“がつかり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
落胆48.4%
落膽45.2%
失望6.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
落胆がつかりして家を出て、急足はやあしで何時もの酒屋に来て見れば、これもうしたか消えて仕舞つて、その代に大きな、古びた、木造りの家がありました。
新浦島 (新字旧仮名) / ワシントン・アーヴィング(著)
「ひどく落膽がつかりするぢやないか、——だがな八。聟にもよりけりだが命をねらはれる聟なんてものは、あまり有難くないぜ」
失望がつかりした医者は、最後に小娘を連れて、黒猩々の檻の前に立つた。猩々は手に食物たべもの破片かけらを持つて、お婆さんのやうにとまの上に、ちよこなんと坐つてゐた。