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失望
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がつかり
ふりがな文庫
“
失望
(
がつかり
)” の例文
「チヤーチル先生つて、あんな顔をしてる方なんですか、ほんとに
失望
(
がつかり
)
しましたよ。結句お会ひ申さなかつた方がどれ程良かつたでせう。」
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
失望
(
がつかり
)
した医者は、最後に小娘を連れて、黒猩々の檻の前に立つた。猩々は手に
食物
(
たべもの
)
の
破片
(
かけら
)
を持つて、お婆さんのやうに
留
(
とま
)
り
木
(
ぎ
)
の上に、ちよこなんと坐つてゐた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
「唯今承はりますと、今日の司会者は、私にお会ひになつて、
甚
(
ひど
)
く
失望
(
がつかり
)
せられたやうな御
容子
(
ようす
)
で、誠にお気の毒に堪へません。」と首相は
脊高
(
のつぽ
)
の司会者の方へ皮肉な目つきを投げた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
“失望”の意味
《名詞》
失 望(しつぼう)
期待が外れて希望を失うこと。
(出典:Wiktionary)
失
常用漢字
小4
部首:⼤
5画
望
常用漢字
小4
部首:⽉
11画
“失望”で始まる語句
失望湾
失望的
失望落胆
失望落膽