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かわづら
ふりがな文庫
“かわづら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
川面
79.2%
河面
20.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
川面
(逆引き)
低い舷の外はすぐに緑色のなめらかな水で、青銅のような鈍い光のある、幅の広い
川面
(
かわづら
)
は、遠い新大橋にさえぎられるまで、ただ一目に見渡される。
大川の水
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
しかしいよいよ首尾の松が水の上にと長くその枝を
伸
(
のば
)
しているあたりまで来ると、
川面
(
かわづら
)
の薄暗さを
幸
(
さいわい
)
に
彼方
(
かなた
)
にも
此方
(
こなた
)
にも流れのままに
漂
(
ただよわ
)
してある屋根船の数々
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
かわづら(川面)の例文をもっと
(19作品)
見る
河面
(逆引き)
いと
賑々
(
にぎにぎ
)
しけれど今日は淋びしく、
河面
(
かわづら
)
には
漣
(
さざなみ
)
たち灰色の雲の影落ちたり。
源おじ
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
もういくら待っても人通りはない。長吉は
詮方
(
せんかた
)
なく疲れた眼を河の方に移した。
河面
(
かわづら
)
は
先刻
(
さっき
)
よりも一体に
明
(
あかる
)
くなり気味悪い雲の峯は影もなく消えている。
すみだ川
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
かわづら(河面)の例文をもっと
(5作品)
見る
“かわづら”の意味
《名詞》
川のほとり。川辺。
川の表面(水面)。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
かはづら
かわも
かわもせ
かはつら
かはのも
かはも
かわつら
かはせ
かめん