“おんびん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:オンビン
語句割合
穏便96.2%
音便3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
退さがれ退れ、退れと申すに。殿はただいま御病気じゃ、追って穏便おんびん沙汰さたを致すから、今日はこのまま引取れと申すに」
大菩薩峠:17 黒業白業の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
できるだけ穏便おんびんに平凡に、自分の思想を実行することにつとめることが肝心なので、これがわれわれ日々の務めである。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
日本にほん古來こらい地名ちめいを、郡町村等ぐんてうそんとう改廢かいはいとも變更へんかうすることは、ある場合ばあひにはやむをないが、いにしへ地名ちめいいにしへ音便おんびんによつてめられた漢字かんじみだりにいまおん改讀かいどくせしめ
国語尊重 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)