“おほくに”の漢字の書き方と例文
語句割合
大國100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また山代の大國おほくにふちが女、苅羽田刀辨かりばたとべに娶ひて、生みませる御子、落別おちわけの王、次に五十日帶日子いかたらしひこの王、次に伊登志別いとしわけの王三柱。
大國おほくにのしるしにや、みちひろくしてくるまならべつべし、周道しうだう如砥とのごとしとかやひけん、毛詩まうし言葉ことばまでおもでらる。並木なみきまつきびしくつらなりて、えだをつらねかげかさねたり。
寸情風土記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
またその大國おほくにふちが女、弟苅羽田刀辨おとかりばたとべに娶ひて、生みませる御子、石衝別いはつくわけの王、次に石衝いはつく毘賣の命、またの名は布多遲ふたぢ伊理いり毘賣の命二柱。およそこの天皇の御子等、十六王とをまりむはしらませり。