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おびただ
ふりがな文庫
“おびただ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
オビタダ
語句
割合
夥
95.1%
夥多
4.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夥
(逆引き)
何時
(
いつ
)
でも
夥
(
おびただ
)
しい崇拝者の群れが——日本風に言うと狼連が——取り巻いて居るという噂も、深井少年は充分に知り尽して居りました。
焔の中に歌う
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
ましてこの竹生島の周囲は、深いことに於て、竹生島そのものが
金輪際
(
こんりんざい
)
から浮き出でているというのだから、始末の悪いこと
夥
(
おびただ
)
しい。
大菩薩峠:39 京の夢おう坂の夢の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
おびただ(夥)の例文をもっと
(50作品+)
見る
夥多
(逆引き)
荒縄を以て手足を
犇
(
ひし
)
々と縛られたまま投込まれたものと覚しく、色は蒼ざめ髪は乱れ、二目と見られぬ無残の体で、入水後已に幾日を経たのであろう、全身腐乱して
其
(
そ
)
の臭気
夥多
(
おびただ
)
しい
河童小僧
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
市場を出た処の、乾物屋と思う軒に、
真紅
(
まっか
)
な蕃椒が
夥多
(
おびただ
)
しい。……新開ながら
老舗
(
しにせ
)
と見える。わかめ、あらめ、ひじきなど、
磯
(
いそ
)
の香も
芬
(
ぷん
)
とした。
古狢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
おびただ(夥多)の例文をもっと
(23作品)
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