“おなんど”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御納戸94.1%
財政5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
棒縞ぼうじま糸織いとおりの一枚小袖、御納戸おなんど博多の帯一本差し、尻端折しりはしょり雪駄ばきにて、白縮緬のさがりを見せ、腕組をしながら出て
両座の「山門」評 (新字旧仮名) / 三木竹二(著)
ズル/\ツと扱出こきだしたは御納戸おなんどだかむらさきだか色気いろけわからぬやうになつたふる胴巻どうまきやうなもの取出とりだしクツ/\とくとなかから反古紙ほごがみつつんだかたまりました。
黄金餅 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
蔵元屋の信用がグラ付けば、黒田藩の財政おなんどの信用がグラ付いて来て、蔵元屋に入れた日田金の価値ねうちが下がって来る。黒田五十五万石の勝手元に火の付くような事になろうやら知れぬ。