“うちまく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
内幕72.7%
撃捲9.1%
秘密9.1%
財政9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
本店の内幕うちまくを知れば支店の事はすぐわかる道理。大正現代の文学はそのみなもと一から十までことごとく西洋近世の文学にあり。
小説作法 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
薩長の奴等の精鋭な大砲や小銃に撃捲うちまくられ、募兵は……新選組の私たちは散々な目に……
甲州鎮撫隊 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「……ナ……何で止めた。たわけがっ……お上を恐れぬ不埒な非人風情。蔵元屋の秘密うちまくが洩れてはならぬと存じて斬り棄ててくれようと存じたに……」
博多随一の鶴巻屋を定宿にして、蔵元屋の帳面をドダイにした黒田藩の財政うちまくを調べに来よるに違いないがなあ