“おとよめ”の漢字の書き方と例文
語句割合
弟嫁100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おもふばかりで、何故なぜ次第しだい民也たみやにも説明せつめい出來できぬとふ。——にしろ、のがれられないあひだえた。孰方どつち乳母うばで、乳※妹ちきやうだいそれともあによめ弟嫁おとよめか、敵同士かたきどうしか、いづれ二重ふたへ幻影げんえいである。
霰ふる (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
白梅の咲きの盛りをうれしうれし弟も来ぬ弟嫁おとよめも来ぬ
風隠集 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
と思うばかりで、何故なぜと云う次第は民也にも説明は出来ぬと云う。——にしろ、のがれられないあいだと見えた。孰方どっちか乳母ので、乳姉妹ちきょうだい。それともあによめ弟嫁おとよめか、かたき同士か、いずれ二重ふたえの幻影である。
霰ふる (新字新仮名) / 泉鏡花(著)