“えいかん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:エイカン
語句割合
叡感30.0%
永観20.0%
栄冠10.0%
瓔冠10.0%
英艦10.0%
詠巻10.0%
鋭感10.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
主上叡感えいかん有りて「たぐひありとたれかはいはむすゑにほふ秋より後のしら菊の花」と申す古歌の心にて
興津弥五右衛門の遺書 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
幸にして恢復かいふくされ、叡感えいかんのあまりその香薬師如来にょらいを胎内仏として、丈六じょうろくの薬師如来を行基ぎょうきをして造顕せしめた
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
梶岡ノ入道永観えいかんは、もう隠居の法体ほったいだが、長年にも頭の上がらない人だった。
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それゆえ天元五年に成って、永観えいかん二年にたてまつられた『医心方』が、ほとんど九百年の後の世にでたのを見て、学者が血をき立たせたのもあやしむに足らない。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
ふたたび起こる喝采かっさいの声! かくてM大尉エムたいいは第一等の栄冠えいかんて、予定通りわが日本のために万丈ばんじょう気炎きえんをはきました。
国際射的大競技 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
瓔冠えいかんや腕環や髪飾かみかざりなどがどうであるにしても、また貞観の刀法がところどころに現われているにしても、それだけで決定的に時代をきめるわけには行くまい。
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
余は、どうせ乗艦するなら、いきのいい海戦かいせんを見物したいものと思い、英国海軍省に対し、ドーヴァ、ダンジネル、ハリッチの三根拠地のいずれかにて、英艦えいかんに乗込みたきむね要請ようせいしたのであるが
沈没男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
参籠さんろうの歌会であるから、詠巻えいかんは愛宕権現に納められたはずで、本来この巻は世に伝わりそうなものであるが、本能寺変の後、秀吉から吟味をうけた紹巴が、これを愛宕から取り出して、
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
玄蕃允はむくと身をもたげた。——なにかが、ふと鋭感えいかんな彼の緊張をゆり起したものらしく、
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)