詠巻えいかん)” の例文
参籠さんろうの歌会であるから、詠巻えいかんは愛宕権現に納められたはずで、本来この巻は世に伝わりそうなものであるが、本能寺変の後、秀吉から吟味をうけた紹巴が、これを愛宕から取り出して
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)