“うれしなみだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
嬉涙83.3%
憘涙16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
慄声ふるえごえで申しましたが、嬉涙うれしなみだに声ふさがあとは物をも云われず、さめ/″\とし襦袢じゅばんの袖で涙を拭いて居ります。想えば思わるゝで、重二郎も心嬉しく、せわ/\しながら。
作平が悦喜えっきななめならず、嬉涙うれしなみだより真先まっさきに水鼻をすすって
註文帳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
じつ感謝かんしやえません。』とわたくし不測そゞろ憘涙うれしなみだながるゝをきんなかつた。無邪氣むじやきなる日出雄少年ひでをせうねんをまんまるにして、武村兵曹たけむらへいそう肩上かたをどると。