“うます”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
巧過42.9%
旨過28.6%
甘過28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「憎い奴等だ。地獄の釜の中へ、逆樣さかさまに叩き込み度いほど憎い奴等だが、仕組みが巧過うますぎて、手も出せない——口惜しいがになる證據が一つも無いのだよ」
うへなうあま蜂蜜はちみつ旨過うますぎていやらしく、うてようといふにぶる。ぢゃによって、こひほどよう。ほどよいこひながつゞく、はやきにぐるはなほおそきにぐるがごとしぢゃ。
何うやらこれは話が余り甘過うますぎる。お父さんが何故僕を連れて行くのだろうか! 散歩に出掛けるにも子供は煩いといって独りで行く人が長い旅行のお供を僕に仰せつけるとは理窟に合わない。
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)