“いめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
62.5%
25.0%
射部12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
同巻十一の「山吹やまぶきのにほへる妹が唐棣花色はねずいろの、赤裳あかものすがたいめに見えつつ」、同巻十二の「唐棣花色はねずいろの移ろひ易きこころあれば、年をぞ来経きふことは絶えずて」
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
いやいめえましい、時にかねちゃんは何うしたろう、まだ来ねえ、だが旦那あのぐれえ買喰かいぐいの好きな妓はありませんぜ、先刻さっきも大きな樽柿とふかし芋を両方の手に持って
「高山の峯のたをりに、射部いめ立てて猪鹿しし待つ如」(巻十三・三二七八)の例がある。一首の意は、いま巨椋おおくらの入江に大きい音が聞こえている。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)