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いべい
ふりがな文庫
“いべい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
衣袂
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
衣袂
(逆引き)
弘独リ走ツテ帰リ泣イテ
家慈
(
かじ
)
ニ訴フ。家慈
嗚咽
(
おえつ
)
シテ
対
(
こた
)
ヘズ。
甫
(
はじ
)
メテ十歳家慈ニ従ツテ吉田ニ至ル。
偕
(
とも
)
ニ
函嶺
(
はこね
)
ヲ
踰
(
こ
)
ユ。
方
(
まさ
)
ニ春寒シ。山雨
衣袂
(
いべい
)
ニ
滴
(
したた
)
ル。
躓
(
つまず
)
キカツ
仆
(
たお
)
ルコトシバ/\ナリ。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
蹈居
(
ふみゐ
)
る土も今にや
崩
(
くづ
)
れなんと疑ふところ、
衣袂
(
いべい
)
の
雨濃
(
あめこまやか
)
に
灑
(
そそ
)
ぎ、
鬢髪
(
びんぱつ
)
の風
転
(
うた
)
た急なり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
倒
(
さかさ
)
まに落すが如し
衣袂
(
いべい
)
皆な
濕
(
うるほ
)
ひてそゞろ
寒
(
さぶ
)
きを覺ゆれば
見分
(
けんぶん
)
確かに相濟んだと車夫の手を拂ひて車に乘ればまたガタ/\とすさまじき
崖道
(
がけみち
)
を押し上り押し
下
(
くだ
)
し夜の十時過ぎ
須原
(
すはら
)
の
宿
(
やどり
)
へ着き車夫を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
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(12作品)
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