“いとう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
伊藤47.1%
伊東35.3%
渭塘5.9%
井東5.9%
意東5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一面にはその年の六月に伊藤いとう内閣と交迭してできたかつら内閣に対していろいろな注文を提出した論文が掲げられて
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
り候この地はとにかく読書にも創作にも不適当なるぶるじよあじいの国にて御話にならぬ無聊ぶりょうさとに候唯この頃はルウィエといふ伊東いとうさんのお嬢さんを
書かでもの記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
所がちょうど去年の秋、やはり松江へ下った帰りに、舟が渭塘いとうのほとりまで来ると、柳やえんじゅに囲まれながら、酒旗しゅきを出した家が一軒見える。
奇遇 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
しかし銭塘せんとう瞿祐くゆうは勿論、趙生ちょうせいなぞの友人たちも、王生おうせい夫婦をせた舟が、渭塘いとう酒家しゅかを離れた時、彼が少女と交換した、しものような会話を知らなかった。
奇遇 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
「おい井東いとう」と同志林田が、天井裏から青い顔をして降りてきた僕に、心配そうに呼びかけた。
人造人間殺害事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
直して、今夜こそは、妾のうちへ来て下さい。主人は今朝、北の方へ立ちました。一週間はかえってきますまい。さあこれから行きましょう。ネ、いいでしょう井東いとうさん。絹子の命を
人造人間殺害事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
同 八束やつか意東いとう村大字上意東小字京羅木
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)