“いちいうてい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
一游亭75.0%
一遊亭25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一游亭いちいうていと鎌倉より帰る。久米くめ田中たなかすが成瀬なるせ武川むかはなど停車場へ見送りにきたる。一時ごろ新橋しんばし着。直ちに一游亭とタクシイをり、聖路加せいろか病院に入院中の遠藤古原草ゑんどうこげんさうを見舞ふ。
そこへ勝峯晉風かつみねしんぷう氏をも知るやうになり、七部集しちぶしふなどものぞきたれば、いよいよぬえの如しと言はざるべからず。今日こんにちは唯一游亭いちいうてい魚眠洞等ぎよみんどうらひまに俳諧を愛するのみ。俳壇のことなどはとんと知らず。
わが俳諧修業 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
東京の川にもこんな水怪すゐくわい多し。田舎ゐなかへ行つたらなほの事、いまだに河童があしの中で、相撲すまふなどとつてゐるかも知れない。たまたま一遊亭いちいうてい作る所の河太郎独酌之図かはたらうどくしやくのづを見たから、思ひ出した事をしるしとどめる。
雑筆 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)