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いちいうてい
ふりがな文庫
“いちいうてい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
一游亭
75.0%
一遊亭
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一游亭
(逆引き)
一游亭
(
いちいうてい
)
と鎌倉より帰る。
久米
(
くめ
)
、
田中
(
たなか
)
、
菅
(
すが
)
、
成瀬
(
なるせ
)
、
武川
(
むかは
)
など停車場へ見送りに
来
(
きた
)
る。一時ごろ
新橋
(
しんばし
)
着。直ちに一游亭とタクシイを
駆
(
か
)
り、
聖路加
(
せいろか
)
病院に入院中の
遠藤古原草
(
ゑんどうこげんさう
)
を見舞ふ。
大正十二年九月一日の大震に際して
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
そこへ
勝峯晉風
(
かつみねしんぷう
)
氏をも知るやうになり、
七部集
(
しちぶしふ
)
なども
覗
(
のぞ
)
きたれば、
愈
(
いよいよ
)
鵺
(
ぬえ
)
の如しと言はざるべからず。
今日
(
こんにち
)
は唯
一游亭
(
いちいうてい
)
、
魚眠洞等
(
ぎよみんどうら
)
と
閑
(
ひま
)
に俳諧を愛するのみ。俳壇のことなどはとんと知らず。
わが俳諧修業
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
いちいうてい(一游亭)の例文をもっと
(3作品)
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一遊亭
(逆引き)
東京の川にもこんな
水怪
(
すゐくわい
)
多し。
田舎
(
ゐなか
)
へ行つたら
猶
(
なほ
)
の事、
未
(
いまだ
)
に河童が
芦
(
あし
)
の中で、
相撲
(
すまふ
)
などとつてゐるかも知れない。
偶
(
たまたま
)
一遊亭
(
いちいうてい
)
作る所の
河太郎独酌之図
(
かはたらうどくしやくのづ
)
を見たから、思ひ出した事を
記
(
しる
)
しとどめる。
雑筆
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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