“いたべいごし”の漢字の書き方と例文
語句割合
板塀越100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あつさに一まいしめのこした表二階おもてにかい雨戸あまど隙間すきまからのぞくと、大空おほぞらばかりはくもはしつて、白々しろ/″\と、おとのないなみかとせて、とほりをひとへだてた、むかうのやしき板塀越いたべいごしに、裏葉うらはかへつてあきゆる
浅茅生 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)