“あなご”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
海鰻62.5%
穴子37.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
片手かたてづまみの大皿おほざらすしは、鐵砲てつぱう銃口すぐちそろへ、めざすてきの、山葵わさびのきいたあかいのはとくのむかし討取うちとられて、遠慮ゑんりよをした海鰻あなごあまいのがあめのやうに少々せう/\とろけて、はまぐりがはがれてる。
祭のこと (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
その人が前の晩に舟を出して、品川の海で海鰻あなごの夜釣りをしていたそうでございます。
半七捕物帳:49 大阪屋花鳥 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)