“あしやす”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
芦安50.0%
足休33.3%
蘆安16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
芦安あしやすの名取直江という人が明治四年に開いた白峰しらね北岳は、登山者がないので間もなく荒廃したというが、明治十九年に敬神講の先達原丈吉という人の開いた赤石、奥西河内おくにしごうち
山の今昔 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
二枚かさ唐繻子たうじゆす丸帶まるおびをしどけなくむす白縮緬しろちりめん長繻袢ながじゆばんを着せし姿すがた天晴あつぱれ富豪ふうか後家ごけと見えければ重四郎亦々また/\惡心あくしんを生じ幸い後家と有からは何卒どうぞれて暫時しばらく足休あしやすめに致したしと思ひ夫より言葉を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
大日如来だいにちにょらいと書いた木札が建ててある、私たちの一行より、二十日も前に登山した土地測量技師や、昨年登山した東京の人たち、山麓蘆安あしやす村でよく聞く名の森本某、名取某の名刺が散らばっている。
白峰山脈縦断記 (新字新仮名) / 小島烏水(著)