“あしまき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
足卷50.0%
足巻50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雨落あまおち敷詰しきつめたこいしにはこけえて、蛞蝓なめくぢふ、けてじと/\する、うち細君さいくん元結もとゆひをこゝにてると、三七さんしち二十一日にじふいちにちにしてくわして足卷あしまきづける蟷螂かまきりはら寄生蟲きせいちうとなるといつて塾生じゆくせいのゝしつた。
怪談女の輪 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
足巻あしまきと名づける針金に似た黒い蚯蚓みみずが多いから、心持こころもちが悪くつて、わざと外を枕にして、並んで寝たが、う夏の初めなり、私には清らかに小掻巻こがいまき
処方秘箋 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)