“あさき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
66.7%
朝来33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蒲原かんばら郡の新潟にひがたは北海第一のみなとなれば福地たることろんまたず。此余このよ豊境はうきやうしばらくりやくす。此地皆十月より雪る、そのふかきあさきとは地勢ちせいによる。なほすゑろんぜり。
蒲原かんばら郡の新潟にひがたは北海第一のみなとなれば福地たることろんまたず。此余このよ豊境はうきやうしばらくりやくす。此地皆十月より雪る、そのふかきあさきとは地勢ちせいによる。なほすゑろんぜり。
初編しよへんにもしるしたるごとく、我国のけもの冬にいたれば山をこえて雪あさき国へさる、これ雪ふかくしてしよくにとぼしきゆゑなり。春にいたればもとのすみかへかへる。
初編しよへんにもしるしたるごとく、我国のけもの冬にいたれば山をこえて雪あさき国へさる、これ雪ふかくしてしよくにとぼしきゆゑなり。春にいたればもとのすみかへかへる。
但馬たじまの国朝来あさき郡の生れで、始めは同国健屋たてのやの与光寺の学頭であったが、後に高野山へ登って学侶の華王院に住した。
覚海上人天狗になる事 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)