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『ある日の経験』
ふりがな文庫
『
ある日の経験
(
あるひのけいけん
)
』
上野の近くに人を尋ねたついでに、帝国美術院の展覧会を見に行った。久し振りの好い秋日和で、澄み切った日光の中に桜の葉が散っていた。 会場の前の道路の真中に大きな天幕張りが出来かかっている。何かの式場になるらしい。柱などを巻いた布が黒白のだんだ …
著者
寺田寅彦
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「明星」1921(大正10)年12月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約10分(500文字/分)
朗読目安時間
約17分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
蝕
(
おか
)
鋸屑
(
のこくず
)
釉
(
うわぐすり
)
過
(
あやま
)
摘
(
つ
)
破
(
わ
)
駒込
(
こまごめ
)
下膨
(
しもぶく
)
釉薬
(
うわぐすり
)
這入
(
はい
)
谷中
(
やなか
)
菩薩
(
ぼさつ
)
脆
(
もろ
)
而
(
しか
)
縞
(
しま
)
沢山
(
たくさん
)
毀
(
こわ
)
殊更
(
ことさら
)
悪戯
(
いたずら
)
強
(
し
)
広重
(
ひろしげ
)
尤
(
もっと
)
宅
(
うち
)
勿体
(
もったい
)
些細
(
ささい
)