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苦労
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くろう
ふりがな文庫
“
苦労
(
くろう
)” の例文
旧字:
苦勞
「まあ、ご
苦労
(
くろう
)
な、ただバケツを
持
(
も
)
ってお
供
(
とも
)
をするだけなの。」と、お
姉
(
ねえ
)
さんは、ほんとうに、
良
(
りょう
)
ちゃんがかわいそうになりました。
小さな弟、良ちゃん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
相当
(
そうとう
)
に
修行
(
しゅぎょう
)
が
積
(
つ
)
んだら、一
緒
(
しょ
)
に
棲
(
す
)
むとか、
棲
(
す
)
まないとか
申
(
もう
)
すことは、さして
苦労
(
くろう
)
にならないようになって
了
(
しま
)
うのではないでしょうか。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
「あ、さようでございましたか。それはそれは
遠方
(
えんぽう
)
のところをご
苦労
(
くろう
)
さまで……それはあのなくなったは
気違
(
きちが
)
いのことでしょうな」
告げ人
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
それにデパートならはいるにもでるにも、なんの
苦労
(
くろう
)
もないし、どうして早くこのことに気がつかなかったかと思ったね。
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
そうすると、
金貨
(
きんか
)
が雨のようにふってきます。ですから、
職人
(
しょくにん
)
のほうでは、それを
地面
(
じめん
)
からひろいあげるだけで、なんの
苦労
(
くろう
)
もいらないのでした。
「テーブルよ、ごはんの用意」と、金貨をうむロバと、「こん棒、ふくろから」
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
▼ もっと見る
あの人はあんまり
苦労
(
くろう
)
をたくさんして、気むずかしくなっているだけなのだからね。まあ、わたしたちはせっせと
働
(
はたら
)
きましょう。おまえも働くのだよ
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
じや、
申
(
もう
)
しますわ。あたしは
女手
(
おんなで
)
一
(
ひと
)
つで、
青流亭
(
せいりゅうてい
)
を
切廻
(
きりまわ
)
していますからね、
人
(
ひと
)
には
言
(
い
)
えぬ
苦労
(
くろう
)
もあるんですよ。ハッキリいうと、パトロンがあります。
金魚は死んでいた
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
「
岬
(
みさき
)
は遠くて気のどくだけど、一年だけがまんしてください。一年たったら本校へもどしますからな。分教場の
苦労
(
くろう
)
は、さきしといたほうがいいですよ」
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
「もう
何週間
(
なんしゅうかん
)
も、野の生活をして
苦労
(
くろう
)
しているんだから、ひとつ、そのうでまえを見せるかな。」
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
あなたさまのなすった
苦労
(
くろう
)
にくらべますと、私の苦労なんか、足もとへもよれないほどでございます。あなたは、きっと、
行末
(
ゆくすえ
)
ながく、お仕合せにおくらしになるでございましょう。
アラビヤンナイト:04 四、船乗シンドバッド
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
しかし、
彼女
(
かのじょ
)
は兄をやさしく愛していたし、兄も口には出さないが彼女を
大切
(
たいせつ
)
にしていた。彼等は
二人
(
ふたり
)
きりでほかに
身寄
(
みより
)
の
者
(
もの
)
もなかった。
二人
(
ふたり
)
とも生活のためにひどく
苦労
(
くろう
)
して、やつれはてていた。
ジャン・クリストフ
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
おや ニャン子にピチも御
苦労
(
くろう
)
入り
給
(
たま
)
へ
小熊秀雄全集-22:火星探険―漫画台本
(新字旧仮名)
/
小熊秀雄
(著)
「ほんとうに、そうした
話
(
はなし
)
を
聞
(
き
)
くと、
自由
(
じゆう
)
に
空
(
そら
)
を
飛
(
と
)
べるあなたたちにも、いろいろな
苦労
(
くろう
)
があるのですね。」と、
木立
(
こだち
)
は
同情
(
どうじょう
)
しました。
美しく生まれたばかりに
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
『
日本
(
にっぽん
)
一の
日
(
ひ
)
の
御子
(
みこ
)
から
又
(
また
)
なきものに
愛
(
いつく
)
しまれる……。』そう
思
(
おも
)
う
時
(
とき
)
に、
姫
(
ひめ
)
の
心
(
こころ
)
からは一
切
(
さい
)
の
不満
(
ふまん
)
、一
切
(
さい
)
の
苦労
(
くろう
)
が
煙
(
けむり
)
のように
消
(
き
)
えて
了
(
しま
)
うのでした。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
「こん棒だって。そいつは、ご
苦労
(
くろう
)
な話だな。こん棒なら、木を切りさえすりゃあ、いくらでもできるじゃないか。」
「テーブルよ、ごはんの用意」と、金貨をうむロバと、「こん棒、ふくろから」
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
「まことにはやご
苦労
(
くろう
)
さまに
存
(
ぞん
)
じます。あの
気違
(
きちが
)
いも長ながとご
迷惑
(
めいわく
)
をかけましたが、それでわたしも安心いたしました。まずどうぞおかけくださいまし」
告げ人
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
なんの
苦労
(
くろう
)
もなければ、心配もなかった。これがせっかく水の上を気楽に通って来た道を、今度は足でとぼとぼ歩いて帰らなけれはならないときがじき来るのだ。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
ただ、長い間いっしょに
苦労
(
くろう
)
してきたガチョウを
救
(
すく
)
いたい気もちでいっぱいだったのです。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
片道五キロを歩いてかよう
苦労
(
くろう
)
はだれにもわかっていることで、昔から、岬の子どものちこくだけは大目に見られていたのだが、逆に一度もちこくがないとなると、これは当然ほめられねばならぬ。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
彼
(
かれ
)
は、その
後
(
のち
)
、いろいろの
経験
(
けいけん
)
をし、また
苦労
(
くろう
)
をしました。たまたま、この
公園
(
こうえん
)
にきて
百合
(
ゆり
)
の
花
(
はな
)
を
見
(
み
)
て、
昔
(
むかし
)
のことを
思
(
おも
)
い
出
(
だ
)
したのです。
公園の花と毒蛾
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
人間
(
にんげん
)
には
執着
(
しゅうじゃく
)
が
強
(
つよ
)
いので、それを
棄
(
す
)
てるのがなかなかの
苦労
(
くろう
)
、ここまで
来
(
く
)
るのには
決
(
けっ
)
して
生
(
なま
)
やさしい
事
(
こと
)
ではない……。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
「どうしたもんだろう。よめをもらうのはうれしいことだが、そのかわり、
苦労
(
くろう
)
もあるからな。」
森のなかの三人の小人
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
なんでも大道を前へ前へと進んで行くほかに
苦労
(
くろう
)
のなかったのに引きかえて、いまは花畑の
囲
(
かこ
)
いの中に
閉
(
と
)
じこめられて、朝から
晩
(
ばん
)
まであらっぽく
働
(
はたら
)
かなければならなかった。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
「あんたがいっちまってからは、
苦労
(
くろう
)
のしどおしさ! やっとの思いで買った馬は、病気で役にもたたないしね。とにかく、あんたのことを思って、気のどくなほど、
悲
(
かな
)
しんでいるよ!」
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
「おなご先生も、えらい
苦労
(
くろう
)
かけますな」
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
自分
(
じぶん
)
の
死
(
し
)
んだ
子供
(
こども
)
が、
永久
(
えいきゅう
)
に
帰
(
かえ
)
ってこないものなら、なんで、
見
(
み
)
ず
知
(
し
)
らずの
人
(
ひと
)
の
子供
(
こども
)
を
苦労
(
くろう
)
して
育
(
そだ
)
てることがあろう?
私
(
わたし
)
は、あくまで
星の子
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
刑務所
(
けいむしょ
)
はけっしてゆかいな所ではなかった。それに
苦労
(
くろう
)
というものは、たちの悪い病気のようなものだ。けれどもう出て来ればだいじょうぶだ。これからはよくなるだろう」
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
これで、
苦労
(
くろう
)
はすっかりなくなってしまったわけです。
三枚のヘビの葉
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
おれには、なに、
苦労
(
くろう
)
なんかあるものか。おれみたいに、みんながのんきに
暮
(
く
)
らしていれば、べつに
悲観
(
ひかん
)
することもないのだ。
春さきの古物店
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
お父さんの如露はわたしのよりもずっと重かったし、そのシャツはわたしたちのそれよりも、もっとびっしょりあせにぬれていた。みんな平等であるということは、
苦労
(
くろう
)
の中の大きな楽しみであった。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
私
(
わたし
)
が、もしあのお
人形
(
にんぎょう
)
であったら、どんなにしあわせだろう……。なんの
苦労
(
くろう
)
もなしに、ああして、
平和
(
へいわ
)
に、
毎日
(
まいにち
)
暮
(
く
)
らしていくことができる。
生きた人形
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
なぜなら、
頭
(
あたま
)
はきれいにわけているし、くつはぴかぴか
光
(
ひか
)
っているし、
口笛
(
くちぶえ
)
などふいて
歩
(
ある
)
くし、どこにも、
苦労
(
くろう
)
なんか、なさそうだからでした。
アパートで聞いた話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
すずめは、二
度
(
ど
)
びっくりしました。そして、
長
(
なが
)
い三
年
(
ねん
)
の
間
(
あいだ
)
の
自分
(
じぶん
)
の
苦労
(
くろう
)
がむだであったことを、
深
(
ふか
)
く
嘆
(
なげ
)
き
悲
(
かな
)
しみました。
紅すずめ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「ご
苦労
(
くろう
)
だった。
無事
(
ぶじ
)
にいってこられて、なにより、けっこうのことだ。
南
(
みなみ
)
の
国王
(
こくおう
)
は、
達者
(
たっしゃ
)
でいらせられたか……。」
珍しい酒もり
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
だから、この
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
の
苦労
(
くろう
)
も
知
(
し
)
っていらっしゃれば、また、どことなく、そのお
姿
(
すがた
)
に、さびしいところがありました。
青い星の国へ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
百
姓
(
しょう
)
は、
金
(
かね
)
を
受
(
う
)
け
取
(
と
)
ると、
長年
(
ながねん
)
苦労
(
くろう
)
を一つにしてきた
牛
(
うし
)
が、さびしそうに
後
(
あと
)
に
残
(
のこ
)
されているのを
見向
(
みむ
)
きもせずに、さっさと
出
(
で
)
ていってしまいました。
百姓の夢
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ほんとうに、
私
(
わたし
)
はもう一
度
(
ど
)
、
子供
(
こども
)
に
帰
(
かえ
)
れるでしょうか?
私
(
わたし
)
は
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
の
苦労
(
くろう
)
をしました。
私
(
わたし
)
の
頭
(
あたま
)
からは、
無邪気
(
むじゃき
)
ということがなくなってしまいました。
幾年もたった後
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
もし、
私
(
わたし
)
が、このお
人形
(
にんぎょう
)
であったら、
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
の
苦労
(
くろう
)
ということも
知
(
し
)
らず、そのうえこんなに
美
(
うつく
)
しい
顔
(
かお
)
をして、どんなにか
幸福
(
こうふく
)
だろうと
思
(
おも
)
っていたのです。
生きた人形
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
母
(
はは
)
ねこは、
後
(
あと
)
に
残
(
のこ
)
した
子
(
こ
)
ねこのことを
心配
(
しんぱい
)
しながら、
方々
(
ほうぼう
)
のごみ
箱
(
ばこ
)
や、
勝手
(
かって
)
もとをあさったのでした。その
苦労
(
くろう
)
は、けっして、すこしのことでなかった。
どこかに生きながら
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
山本薪炭商
(
やまもとしんたんしょう
)
の
主人
(
しゅじん
)
は、
先生
(
せんせい
)
からきいたごとく、さすがに
苦労
(
くろう
)
をしてきた
人
(
ひと
)
だけあって、はじめて
田舎
(
いなか
)
から
出
(
で
)
てきた
賢
(
けん
)
一のめんどうをよくみてくれました。
空晴れて
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
松蔵
(
まつぞう
)
は、あの
忘
(
わす
)
れがたいおじいさんのかたみである、そして、
自分
(
じぶん
)
の
大事
(
だいじ
)
なバイオリンを
取
(
と
)
り
返
(
かえ
)
すためには、どんな
苦労
(
くろう
)
をもいとわないと
決心
(
けっしん
)
しました。
海のかなた
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
私
(
わたし
)
は、このほど、ようやく
仕事
(
しごと
)
のほうが
都合
(
つごう
)
よくいくようになりましたから、もうこの
後
(
のち
)
おじいさんに
苦労
(
くろう
)
をかけることもないと
思
(
おも
)
って、
迎
(
むか
)
えにまいりました。
なつかしまれた人
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
二人
(
ふたり
)
は
苦労
(
くろう
)
を一つにしてきたのに、おまえは
自分
(
じぶん
)
一人
(
ひとり
)
の
幸福
(
こうふく
)
のために、たいせつな
記念
(
きねん
)
を
失
(
うしな
)
っていいのか?
幸福に暮らした二人
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ここは、
冬
(
ふゆ
)
のほうが、
休
(
やす
)
む
人
(
ひと
)
が
多
(
おお
)
いんだから、
先越
(
さきこ
)
し
苦労
(
くろう
)
をさっしゃるな。
停留場
(
ていりゅうじょう
)
なんか、どこへ
着
(
つ
)
いてもいいという
気
(
き
)
で、
成
(
な
)
り
行
(
ゆ
)
きにまかしておかっしゃい。
とうげの茶屋
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「きくや、ご
苦労
(
くろう
)
でも
学校
(
がっこう
)
までマントを
持
(
も
)
っていっておくれ。そして
帰
(
かえ
)
りに、どこか、げた
屋
(
や
)
へ
寄
(
よ
)
って、あの
鼻緒
(
はなお
)
の
切
(
き
)
れたあしだの
鼻緒
(
はなお
)
をたてかえてきてくれない。」
おきくと弟
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
赤
(
あか
)
いけしの
花
(
はな
)
は、さまで、ここにいることを
苦労
(
くろう
)
と
感
(
かん
)
じないように、いつも、お
化粧
(
けしょう
)
に
身
(
み
)
をやつしてそわそわしていましたが、いま、らんに
同情
(
どうじょう
)
されるとなんとなく
ガラス窓の河骨
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
香水
(
こうすい
)
のにおいがただよい、
南洋
(
なんよう
)
できのらんの
花
(
はな
)
がさき、
美
(
うつく
)
しいふうをした
男
(
おとこ
)
や
女
(
おんな
)
がぞろぞろ
歩
(
ある
)
いて、まるでこの
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
の
苦労
(
くろう
)
を
知
(
し
)
らぬ
人
(
ひと
)
たちの
集
(
あつ
)
まりのようでありました。
田舎のお母さん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「ご
苦労
(
くろう
)
さんです。たいそう
早
(
はや
)
いお
出
(
で
)
かけですのう。」と、おじいさんは、
声
(
こえ
)
をかけました。
夜の進軍らっぱ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「ご
苦労
(
くろう
)
さまでした。どこをおけがなされましたか。」と、
静
(
しず
)
かな
調子
(
ちょうし
)
で、たずねました。
村へ帰った傷兵
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
このあいだから、だれか
信用
(
しんよう
)
のおける
小僧
(
こぞう
)
さんをさがしてくれと、
私
(
わたし
)
のところへ
頼
(
たの
)
んできているのだが、どうだな、
苦労
(
くろう
)
もしてきた
主人
(
しゅじん
)
だから、ゆけばきっと、
君
(
きみ
)
のためになるとは
思
(
おも
)
うが。
空晴れて
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“苦労”の意味
《名詞》
苦 労(くろう)
何かをするのに精神的・肉体的に多くの労力を費やすこと。
(出典:Wiktionary)
苦
常用漢字
小3
部首:⾋
8画
労
常用漢字
小4
部首:⼒
7画
“苦労”で始まる語句
苦労人
苦労女
苦労性