“仕事”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しごと96.7%
しこと1.0%
シゴト0.5%
しわざ0.5%
つかまつること0.5%
ウァーク0.5%
ビジネス0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たけは、さもとがめられたようにかおあかくして、なんと返事へんじをしていいかわからず、ただ、したきながら仕事しごとをするばかりでした。
だまされた娘とちょうの話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
別にわけということはないてすが、こんな汚ない仕事しことして、あんまりお金安いてすから、と云い捨て、李聖学はまた将棋の方に眼をやって、こまを一つ動かした。
糞尿譚 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
ナガレ、ヨドミテフチイカリテハ沸々フツフツカカリテハタキハテハ、ミナイツコントンノウミデアル。肉体ニクタイ死亡シボウデアル。キミノ仕事シゴトノコルヤ、ワレノ仕事シゴトノコルヤ。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
優鈿うでん大王だいおうとか饂飩うどん大王だいおうとやらに頼まれての仕事しわざ、仏師もやり損じては大変と額に汗流れ、眼中に木片ききれ飛込とびこむも構わず、恐れかしこみてこそ作りたれ、恭敬三昧きょうけいざんまいうれしき者ならぬは
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
御不審可被為在あらせらるべく候へ共、方今之時勢彼之者共かのものども厳科に被行候おこなはれさふらたちまち人心離叛つかまつり、他の変を激生仕事つかまつること鏡に掛て見る如くと奉存候。
津下四郎左衛門 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
キャムプ生活に炊事が楽しい仕事ウァークの一つであるだけに、何等かの方法で日本にも行われるなら、すべての階級を通じて女を主として理想的の避暑法ではないかと存じます。
今や元気と常識とを取り戻した彼は、勇躍ゆうやくして、その仕事ビジネスについた。また新たに、生きている張合はりあいといったものが感じはじめられた。彼は、ふしぎに自分の体が、軽くなったように思った。
英本土上陸戦の前夜 (新字新仮名) / 海野十三(著)