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黒鶫
ふりがな文庫
“黒鶫”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くろつぐみ
90.0%
アムゼル
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くろつぐみ
(逆引き)
基経は先刻から
黒鶫
(
くろつぐみ
)
の去らぬ
梢
(
こずえ
)
の姿を見ていたが、この機会を
逸
(
いっ
)
してはならぬと、突然、基経は鶫を指差していった。
姫たちばな
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
「おい。二十四匹の
黒鶫
(
くろつぐみ
)
封じ込まれてパイの中。というマザア・グウスの童謡があるが、この玉子焼きなら三、四十匹の二十日鼠は棲めそうだな。いささか非常識だね。」
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
黒鶫(くろつぐみ)の例文をもっと
(9作品)
見る
アムゼル
(逆引き)
黒鶫
(
アムゼル
)
の高音が
短笛
(
ピッコロ
)
のように鋭い、あのアッフレタンドの旋律だけでもどう聞いても平原の調ではない——こうして夜はほのぼのと明けてゆく
続スウィス日記(千九百二十三年稿)
(新字新仮名)
/
辻村伊助
(著)
湖に浮く朝靄と見分けがたい
炊煙
(
すいえん
)
が青葉に包まれた村のあちこちにも棚曳く頃には、
黒鶫
(
アムゼル
)
はいつか城跡の森へ飛び去って、木立の奥から遠くかすかに「エコー」のように、その旋律がくり返される。
続スウィス日記(千九百二十三年稿)
(新字新仮名)
/
辻村伊助
(著)
黒鶫(アムゼル)の例文をもっと
(1作品)
見る
黒
常用漢字
小2
部首:⿊
11画
鶫
漢検1級
部首:⿃
20画
“黒”で始まる語句
黒
黒子
黒繻子
黒人
黒煙
黒白
黒雲
黒檀
黒髪
黒奴
“黒鶫”のふりがなが多い著者
辻村伊助
北原白秋
上田敏
柳田国男
三好達治
室生犀星