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麻裏草履
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あさうらざうり
ふりがな文庫
“
麻裏草履
(
あさうらざうり
)” の例文
其後
(
そのあと
)
へ
入違
(
いれちが
)
つて
這入
(
はいつ
)
て
来
(
き
)
ましたのが、
二子
(
ふたこ
)
の
筒袖
(
つゝそで
)
に
織色
(
おりいろ
)
の
股引
(
もゝひき
)
を
穿
(
は
)
きまして
白足袋
(
しろたび
)
麻裏草履
(
あさうらざうり
)
と
云
(
い
)
ふ
打扮
(
こしらへ
)
で男
世辞屋
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
身扮
(
みなり
)
も平常のまゝ、金は一文も持つてゐた筈はなく、その上心掛のある町人に似げなく、
麻裏草履
(
あさうらざうり
)
を突つかけて、手拭を一本持つたきりで出て行つたのですから
銭形平次捕物控:102 金蔵の行方
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
そこで
爺
(
ぢい
)
やが
小
(
ちひ
)
さな
麻裏草履
(
あさうらざうり
)
を
見
(
み
)
つけて
來
(
き
)
まして、
踵
(
かゞと
)
の
方
(
はう
)
に
紐
(
ひも
)
をつけて
呉
(
く
)
れました。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
麻
常用漢字
中学
部首:⿇
11画
裏
常用漢字
小6
部首:⾐
13画
草
常用漢字
小1
部首:⾋
9画
履
常用漢字
中学
部首:⼫
15画
“麻裏”で始まる語句
麻裏
麻裏穿
麻裏製造