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鬚面
ふりがな文庫
“鬚面”の読み方と例文
読み方
割合
ひげづら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひげづら
(逆引き)
と、大隅の前に立ったのは、
鬚面
(
ひげづら
)
に黒眼鏡を掛け、やや肥満せる身体を白い麻の洋服に包み、形のいいヘルメット帽子を被っている紳士だった。
地球盗難
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
初め、
赭顔
(
あからがお
)
・
鬚面
(
ひげづら
)
のその
容貌
(
ようぼう
)
を醜いと感じた
俺
(
おれ
)
も、次の瞬間には、彼の内から
溢
(
あふ
)
れ出るものに圧倒されて、容貌のことなど、すっかり忘れてしまった。
悟浄歎異:―沙門悟浄の手記―
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
それを聞くと会員達は皆ハッとして話手の
鬚面
(
ひげづら
)
を見たが、殊に黒川先生は顔色を変えてビクッと身動きされた。僕も
真青
(
まっさお
)
になる程驚いていたに違いない。
悪霊
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
鬚面(ひげづら)の例文をもっと
(9作品)
見る
鬚
漢検1級
部首:⾽
22画
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
“鬚”で始まる語句
鬚
鬚髯
鬚根
鬚男
鬚武者
鬚野
鬚眉
鬚髪
鬚深
鬚侍
“鬚面”のふりがなが多い著者
中島敦
中里介山
田山花袋
江戸川乱歩
岡本かの子
夢野久作
海野十三
太宰治