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鬚根
ふりがな文庫
“鬚根”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひげね
75.0%
しゅこん
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひげね
(逆引き)
ある時、何かの事で葡萄の木の下を掘つてゐた欣之介は、土の中から出て来た水気のない
痩
(
や
)
せた
鬚根
(
ひげね
)
を
摘
(
つま
)
み上げて、
劇
(
はげ
)
しい痛ましさを覚えた。
新らしき祖先
(新字旧仮名)
/
相馬泰三
(著)
鬚根
(
ひげね
)
がぼろぼろした土をつけて下がっている、
壊
(
く
)
えた赤土のなかから大きな霜柱が光っていた。
雪後
(新字新仮名)
/
梶井基次郎
(著)
鬚根(ひげね)の例文をもっと
(3作品)
見る
しゅこん
(逆引き)
お前が外界に向けて拡げていた
鬚根
(
しゅこん
)
の凡てを抜き取って、先を
揃
(
そろ
)
えて私の中に
揷
(
さ
)
し入れるがいい。
惜みなく愛は奪う
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
鬚根(しゅこん)の例文をもっと
(1作品)
見る
“鬚根”の意味
《名詞》
植物のひげのように生える根。ひげね。
(出典:Wiktionary)
鬚
漢検1級
部首:⾽
22画
根
常用漢字
小3
部首:⽊
10画
“鬚”で始まる語句
鬚
鬚髯
鬚面
鬚男
鬚武者
鬚野
鬚眉
鬚髪
鬚深
鬚侍
“鬚根”のふりがなが多い著者
相馬泰三
牧野富太郎
梶井基次郎
有島武郎