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鬚男
ふりがな文庫
“鬚男”の読み方と例文
読み方
割合
ひげおとこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひげおとこ
(逆引き)
どちらも大森署の巡査であるが、一人は
猪村
(
いむら
)
といって丸々したイガ栗頭。
大兵
(
たいひょう
)
肥満の
鬚男
(
ひげおとこ
)
で、制服が
張千切
(
はちき
)
れそうに見える
故参
(
こさん
)
格である。
二重心臓
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
ここに
桑盛次郎右衛門
(
くわもりじろうえもん
)
とて、隣町の裕福な質屋の
若旦那
(
わかだんな
)
、
醜男
(
ぶおとこ
)
ではないけれども、鼻が大きく
目尻
(
めじり
)
の垂れ下った何のへんてつも無い
律儀
(
りちぎ
)
そうな
鬚男
(
ひげおとこ
)
新釈諸国噺
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
六尺豊かの筋骨
逞
(
たくま
)
しい
鬚男
(
ひげおとこ
)
で、髪は
結髪
(
けっぱつ
)
にした上から、手拭で頬かむりをし、眼先なかなかものすごく、小刀を
前半
(
まえはん
)
にし、大刀を後ろの柳の木へ、戸板を結びつけたしきりへ立てかけて置いて
大菩薩峠:21 無明の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
鬚男(ひげおとこ)の例文をもっと
(4作品)
見る
鬚
漢検1級
部首:⾽
22画
男
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
“鬚”で始まる語句
鬚
鬚髯
鬚面
鬚根
鬚武者
鬚野
鬚眉
鬚髪
鬚深
鬚侍
“鬚男”のふりがなが多い著者
中里介山
夢野久作
太宰治