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故参
ふりがな文庫
“故参”の読み方と例文
読み方
割合
こさん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こさん
(逆引き)
柳下君は私より若いけれど、会社ではズッと
故参
(
こさん
)
だ。つい先頃までは、同じ電車に乗り合せても、平気で新聞を読んでいたのである。
ガラマサどん
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
どちらも大森署の巡査であるが、一人は
猪村
(
いむら
)
といって丸々したイガ栗頭。
大兵
(
たいひょう
)
肥満の
鬚男
(
ひげおとこ
)
で、制服が
張千切
(
はちき
)
れそうに見える
故参
(
こさん
)
格である。
二重心臓
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
就中
(
なかんずく
)
厳しく守られていたのは
新参
(
しんざん
)
故参
(
こさん
)
の序次で、故参は新参のために座より起つことなく、新参は必ず故参の前に進んで
挨拶
(
あいさつ
)
しなくてはならなかった。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
故参(こさん)の例文をもっと
(6作品)
見る
故
常用漢字
小5
部首:⽁
9画
参
常用漢字
小4
部首:⼛
8画
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