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體中
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からだぢう
ふりがな文庫
“
體中
(
からだぢう
)” の例文
新字:
体中
そこへ
肥
(
ふと
)
つた
體中
(
からだぢう
)
の血が、鎖に
循環
(
めぐり
)
を止められたので、顏と云はず胴と云はず、一面に皮膚の色が赤み走つて參るではございませんか。
地獄変
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
が、いくら
身悶
(
みもだ
)
えをしても、
體中
(
からだぢう
)
にかかつた
繩目
(
なわめ
)
は、一
層
(
そう
)
ひしひしと
食
(
く
)
ひ
入
(
い
)
るだけです。わたしは
思
(
おも
)
はず
夫
(
をつと
)
の
側
(
そば
)
へ、
轉
(
まろ
)
ぶやうに
走
(
はし
)
り
寄
(
よ
)
りました。いえ、
走
(
はし
)
り
寄
(
よ
)
らうとしたのです。
藪の中
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
體
部首:⾻
23画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“體”で始まる語句
體
體裁
體躯
體質
體力
體格
體驗
體面
體内
體温