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騒擾
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さうぜう
ふりがな文庫
“
騒擾
(
さうぜう
)” の例文
旧字:
騷擾
既に社会の裏面に普及しつつあるかは
時々
(
じゝ
)
喧伝
(
けんでん
)
せらるゝ学生、農民、労働者の
騒擾
(
さうぜう
)
に依りて、乞ふ其一端を観取せられよ
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
自分は
俯向
(
うつむ
)
いて何か深く
瞑想
(
めいさう
)
に
耽
(
ふけ
)
つてゐるのであつた。と、頭の上で何か、
遂
(
つひ
)
ぞこの数年間に聞いた事のない、あるあわたゞしい
騒擾
(
さうぜう
)
の音がしてゐるのに気が附いた。
夢
(新字旧仮名)
/
相馬泰三
(著)
幸に天皇様の御聖徳の深厚なのによつて、大なることには至らなかつたが、盗といふのは皆
一揆
(
いつき
)
や
騒擾
(
さうぜう
)
の気味合の徒で、たゞの物取りといふのとは少し違ふのである。
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
気候が寒く、その間に
Hitler
(
ヒツトレル
)
の
騒擾
(
さうぜう
)
があつたりして、川べりにも来ずにゐた。
イーサル川
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
会津藩鈴木丹下の「
騒擾
(
さうぜう
)
日記」には
大衆維新史読本:07 池田屋襲撃
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
▼ もっと見る
過般
(
くわはん
)
篠田長二除名の
騒擾
(
さうぜう
)
ありし以来、信徒の心を離れ離れとなりて、
日常
(
つね
)
の
例会
(
あつまり
)
もはかばかしからず、信徒の
希望
(
のぞみ
)
なる
基督降誕祭
(
クリスマス
)
さへ
極
(
きは
)
めて
寂蓼
(
せきれう
)
なりし程なれば
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
“騒擾”の意味
《名詞》
騒擾(そうじょう)
騒ぎを起こして社会の秩序を乱すこと。
(出典:Wiktionary)
騒
常用漢字
中学
部首:⾺
18画
擾
漢検準1級
部首:⼿
18画
“騒擾”で始まる語句
騒擾者
騒擾事件