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ばんば
ふりがな文庫
“
馬場
(
ばんば
)” の例文
馬場
(
ばんば
)
へ
懸
(
かか
)
ると、早や日脚が
摺
(
ず
)
って、一面に蔭った上、草も手入らずに生え揃うと、
綺麗
(
きれい
)
に敷くでござりましてな、成程、早咲の
桔梗
(
ききょう
)
が、ちらほら。
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
峠で
力餅
(
ちからもち
)
を売りました、三四軒茶屋
旅籠
(
はたご
)
のございました、あの
広場
(
ひろッぱ
)
な、……俗に猿ヶ
馬場
(
ばんば
)
——以前
上下
(
のぼりくだり
)
の旅人で
昌
(
さか
)
りました時分には、何が故に、猿ヶ馬場だか
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
すらりと
飯櫃形
(
いびつなり
)
の猿ヶ
馬場
(
ばんば
)
に、
吹溜
(
ふきた
)
まった落葉を敷いて、閑々と静まりかえった、
埋
(
うも
)
れ井戸には
桔梗
(
ききょう
)
が咲き、
薄
(
すすき
)
に
女郎花
(
おみなえし
)
が交ったは、
薄彩色
(
うすさいしき
)
の
褥
(
しとね
)
のようで、
上座
(
かみくら
)
に猿丸太夫、
眷属
(
けんぞく
)
ずらりと居流れ
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“馬場”の意味
《名詞》
乗馬、馬術の練習や競技、競馬の競争などを行う場所。
(出典:Wiktionary)
“馬場”の解説
馬を扱う土地
馬場(ばば、ばんば)は、乗馬を行うための土地である。
軍馬の場合、繋養する場所や、騎馬修練所や馬の乗り継ぎのため設けられた場所である。禅定道の起点も馬場(ばんば)と呼ばれる。近世城下町では武家地に馬場があり、城下に在住する武士が乗馬訓練などを行っていた。
競馬では、実際に馬がレースのために走行する走路である。
(出典:Wikipedia)
馬
常用漢字
小2
部首:⾺
10画
場
常用漢字
小2
部首:⼟
12画
“馬場”で始まる語句
馬場先
馬場先門
馬場孤蝶
馬場下
馬場裏
馬場要
馬場金之助
馬場勝
馬場所
馬場本