“馬場本”の読み方と例文
読み方割合
ばばもと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
古式によそおうた花やかな十六騎が、南の隅に来てハタと歩みを止めた時に、馬場本ばばもとに設けられた記録所から、赤の直垂をつけて太刀をき、立烏帽子にくつを穿いた侍が一人、徐々しずしずと歩んで出て来ました。
大菩薩峠:14 お銀様の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)