あんも)” の例文
旧字:
尼は雨戸を締めて三藏がいさゝかの志を紙に包んで渡すのを受取つて臺所の方へ行く。軈て『あんもが焦げてまつせ』と言ふ聲がする。
俳諧師 (旧字旧仮名) / 高浜虚子(著)
「姉ちゃん、大すきな豆のあんもを持って来た。」
みさごの鮨 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)