“飼(こう)” の例文
国には盗人(ぬすびと)家に鼠と、人間(ひと)に憎まれ卑(いやし)めらるる、鼠なれどもかくまでに、恩には感じ義には勇(いさ)めり。これを彼の猫の三年飼(こう)ても、三日にして主を忘るてふ、烏円如きに比べては、雪と炭との差別(けじめ)あり。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)