“飛火”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とびひ66.7%
とぶひ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と深川高橋までまいり、ホッと一息く間もなく、又此の火事の飛火とびひがしまして、深川一面の火となり、火の粉がばら/\落ちかゝりますから
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
数棟の借家を含みたる同家は見る見る一団の大火焔に包まれると見るうちに程近き如月寺にょげつじ本堂裏手に飛火とびひし目下盛んに延焼中であるが、遠距離の事とて市中の消防は間に合わず
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
飛火とぶひほのほ紅々あか/\炎上えんじやうのひかり忘却ばうきやく
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
飛火とぶひほのほ紅々あかあか炎上えんじようのひかり忘却の
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)