“とびひ”の漢字の書き方と例文
語句割合
飛火100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其の年も果て、翌延享三年二月二十九日の晩に、浅草馬道うまみちから出火いたし、吉原へ飛火とびひがしました。あるいは飛火がしたのではない、吉原からも出たのだと申します。
一日おいて又六日に出火致しましたのが神田旅籠町から佐久間町を残らず焼払い遂に浅草茅町かやちょう二丁目まで延焼し、見附を越して両国へ飛火とびひ致し、両国一面火になって、馬喰町ばくろちょうを焼き
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)